無料・有料・素材・発注・・・イラスト利用方法によるメリットとデメリットまとめ

まだまだイラストが活躍できる余地があると思う、イラストレーターさらえみです。

イラストを活用して活動やビジネスに活かしたい。
情報が溢れてきた時代だからこそ、わかりやすい説明や個性を活かしたアピールにイラストは活躍します。

実際にイラストを利用するにあたって、無料素材とか、知り合いに頼むとか、有料で発注するなど様々な方法があります。
利用方法によって一体どのようなメリット・デメリットがあるのかをまとめてみました。

素材とオーダーメイドの違い

素材

気軽にいつでも欲しい時に使える素材は便利ですよね。

規約や制限があるものもありますが、誰にでもいつでも使えるものなので、どこかで同じ絵柄を使われている可能性があります。

そのため、オリジナリティや差別化、高級感を図りたいブランドや商品には不向きと言えます。

企画書などの説明図や、民間施設の広告などによく使われている印象です。

オーダーメイド

私たちイラストレーターや会社に発注して利用するものはだいたいオーダーメイドになります。

細かく内容を詰めていくのは大変ですが、唯一無二のイラストが出来上がります。

既にある作品を借りる

上記2つの他に、作家さんが持つ既存の作品を借りるというパターンもあります。

この場合、制作費はかかりませんが、通常使用料を支払って期間を決めて利用出来るものです(作家さんによって様々です)

別の期間に他の所でも使われたり、展示や画集になったり、作家さんの色が強くオーダーメイドほど差別化はできませんが、作家さんの活動によって、共に有名になったり別の媒体で思い出してもらったり、思わぬ効果がありそうです。

無料配布されている素材


無料で配布されているものは、気軽に使えて便利ですが、その分、多くの人が使っているため、被る可能性が最も高くなります。
無料である理由があります。

作家個人が無料配布している場合、たくさん使って広めて欲しい、話題性を集めたい、お試し感覚で使ってみてほしい、趣味で楽しんでやっている・・・などの理由があります。
どういった方が配布しているのかがわかるので、安心して使えます。

複数の作品を登録して無料配布している場合は、配布方法が自分で作れない作家のために場を提供していたり、他の人と一緒にやりたい、いろんな絵柄が欲しいお客様のために作家さんを集めていたりしています。

場の提供には、ボランティアでやろうにも、サーバー代やシステム構築費用、画像が問題ないかのチェックなどにもお金がかかるものです。無料配布しているところは、広告費でその費用を賄っていることが多いです。

よくわからないところが無料で配布している場合、他人のイラストや画像を勝手にアップされてる可能性もあります。明らかに著作権侵害にあたりますので、たまにニュースになったりしています。
知らないうちに違反していたものを使っていた・・・!とならないよう確認が必要です。

どちらにしても「無料」とあっても利用規約に条件が提示されているので、よく確認が必要です。利用規約の範囲外で使用してしまうと著作権などの権利侵害にあたります。

他で使われてる画像かどうかを確認する方法

オンライン上で同じ画像が使われているかどうかを確認する方法があります。

Google画像検索を利用すると、画像が他のどこかで使われているかが分かるので、被っていないか、著作権侵害していないかが、ある程度確認できます。

オンライン外のリアルでチラシなどに使われてる場合は見つけにくいですが、イラストレーター側は知人が見つけたりして勝手に使われてる所が発覚する事は珍しくありません。私も何度か経験があります。
こんなことで信用を失わないためにも、正しい使い方で利用しましょう。

有料配布されている素材


有料で配布されている素材も非常に多いです。
お金がかかる分、無料配布よりは他者と被らず、イラスト提供する側も登録に審査などの手間がかかるため、クオリティや出どころが保証されています。

有料でも、お金払ったからなんでもOKではなく、利用規約が存在するので確認が必要です。

最近では月◯円で◯点まで利用可能といった定額サービスもあります。

絵を描ける知り合いに頼む

知り合いに描いてもらうこともあると思います。

有償か無償かは、その人との関係性や事情にもよると思いますが、イラストひとつ描くにしても画材、制作時間、資料集め、その画力を身につけるまでにかかった時間や費用など、労力やお金がかかっています。

その事を念頭に入れて頼むようにしないと、関係にヒビが入る原因にもなりかねません。

依頼を受けた知人が、著作権などに疎い場合、知らないうちに侵害している危険性もあります。
無償で個人で楽しむ分には一切問題ありませんが、侵害にあたる絵を商売として売ってしまうと違法になります。

無料、もしくは安い値段での発注


とても安い価格で発注できるところもありますよね。

安くても実績を掴みたいイラストレーター、お小遣い稼ぎ、副業がてら、単なる趣味・・・と提供する側の理由は様々です。

オーダーメイドになるので、どこかと被らない唯一無二のものが出来上がります。

安いところは、著作権や事業運営について知らない主婦や学生といった一般の方の場合もあり、いつのまにか著作権侵害していたとか、次頼もうと思ったら廃業していたなどのリスクもはらんでいます。

それなりにかかる値段での発注


個人事業としてイラストを提供しているプロに頼んだり、企業に頼むとそれなりに大きな金額がかかります。

制作費や人件費もろもろ費用がかかるのはもちろん、安定して続けるには利益も必要なので、当然お金がかかります。

ですが、事業として責任がついてまわるので、著作権的にクリアなもの、クオリティが確保されたものが提供されます。
どちらにせよ人が関わるものなので、ひょっとしたら著作権に引っかかっているかも⁉︎といった可能性はゼロではないですが、きちんとした事業に頼むのは他の方法よりリスクはかなり低いと思います。

ひとつひとつ丁寧に要望を聞いてもらい、プロ目線の提案が返ってくることもあります。

イラストレーターが名のある仕事を任されていたり、有名であれば、そのぶん依頼が殺到し制作する時間や能力の価値が上がるため、より高額にはなりますが、場の演出や拡散力や訴求力など高い効果をもたらします。

「イラストレーターさらえみ」でもこちらのケースに当てはまります。
発注内容を精査し、必要あれば新たな提案もさせていただいています。クライアント様にも、クライアント通して伝わるエンドユーザーにも満足いただけるよう制作に取り組んでおります。

クリエイターに発注するのが難しい場合、仲介業者を利用する手段も

仲介を通す分、当然人件費がかかるためさらにお金がかかります。
クリエイターが苦手とされている、交渉や制作管理を代行し、クリエイターには作ることだけに集中してもらうシステムです。
酷い仲介業者には、クリエイター側に正当な報酬を支払っていないケースもあり、クリエイター界隈ではしばしば話題にあがっています。

最近では、仲介通さずとも話がわかるクリエイターさんが増えて、個人クリエイターとコラボするのが企業の信用や余裕が感じられる一種のステータスにもなっているため、仲介を通さず直接依頼したい企業も増えてきています。

コンペの利用


専用サービスや自社でコンペを開催する手もあります。

自社で開催する場合、応募数を確保するのが大変です。
クリエイター向けに公開されている公募掲示板などやSNSなどで宣伝が必要です。

コンペを定期的に開催している専用サービスだと、クリエイターに認知されているため、応募数確保にはそんなに困りません。

個人や会社に発注するオーダーメイドと違って、細かい要望や修正、話し合っての提案などが受けられない場合が大半です。

たくさんの力作の中から1つを選ぶのは、見るだけでも大変でジャッジするのも若干残酷な面もあるので、審査できる人の力を借りて決めることもあるようです。

イラストを利用する時に様々な方法で共通する注意点

このように現在いろんな方法でイラスト利用することができます。

共通して注意する事は、どういう方が提供しているのか、著作権などの法律に引っかかっていないか、利用規約を確認、または発注の際気になることは話し合っておく・・・といったところです。

いろんなイラストレーターさんがいるので、状況にあった方法で利用していただけたらと思います。

クリエイター200人祭り2018