目パチを作り方。まばたきのクオリティを簡単にあげるポイント。

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当時、スタジオに寝泊まりしながら働いていた元アニメーターの、さらえみ(@saraemiii)です。

「なんか目パチがしっくりこないな~」という方は、開き目と閉じ目を描いただけ…になってないでしょうか?

目パチはちょっと意識した作画をするだけでより良い動きになります。

さらえみ
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もくじ

下まぶたも少し動かす

笑う(^_^)閉じ目の場合は下まぶたが大きく動く印象があると思います。

が、普通の(˘_˘)閉じ目でも下まぶたが動くものと考えて作画します。

閉じ目の位置を、開き目の下まぶたより上に配置します。

まぶたが閉じるまでの絵も、下まぶたを閉じた目の位置にあわせて動かすと、より「らしく」動きます。

ハイライトは気持ち悪いと思ったらまぶたと一緒に動かす

目を閉じる時に動く間の目の絵が↑コレだと「なんか気持ち悪い」と感じる場合があります。

イラストで閉じかけの目を描く時にも↑上のようなハイライトにはなりませんよね。

一瞬のまばたきなら気にならない時もありますが、1度気になるとモヤモヤしますよね。

そんな時は一番目立つ、白くて大きい「ハイライト」を、まぶたの動きに合わせて位置を変えると自然に見えます。

「ハイライト」を少し縮めていくのもよくやる手法です。

ハイライトを眼球に映る光とすると、まぶたが閉じていく分光が小さくなるという考え方です。

動きのリッチさは作風によって使い分けてみてください

基本的にはこれで目パチの違和感は無くなります。

絶対これが正解というわけではなく、もっとこだわりたい時はハイライトやまつげをリッチに動かすなどいろんな方法あると思います。

作風やシーンによって使い分けてみてください。

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