イラストレーターに払う金額がわからない場合に考えるポイント

値段のわからないものは頼み辛いですよね・・・と思いつつイラストレーターやってる、さらえみです。

クリエイターに依頼し正規の金額払いたくても納得し辛い時もあるのでは?と思い、どういった点で金額に影響が出るのかポイントをまとめてみました。
オーダーメイドなので都度値段が変わるものなのですが、交渉の参考にしてみてください。

依頼する内容が詳細に決まっているかどうか

イラストが必要!発注したい!となった時、どこまで詳細に決まっていますか?

決まっている時
図のように細かく詳細が決まっているものを描く・・・これも絵を描ける人にしかできない仕事です。詳細な指示書をいただいて描く場合もあります。

決まっていない時
それに対して、詳細には決まっていないものを描く場合です。

要望を聞いて、手間のかからない下書きラフを描いて、一緒に最終イメージを決めていきます。
依頼した方が気づかない点が出てくる事もあります。ちょっとしたカウンセリングに近いですね。

描くチカラに加えて、聞くチカラやラフでもお客さんにイメージを伝えられるチカラが必要になり、その分1点に対して労力や時間がかかります。

オリジナリティの高いイラストレーターさんだと、依頼者側が詳細な指示を詰めにくいため後者になる事が多いです。

頼むクリエイターの特性

新人クリエイターとベテランクリエイターでは、お値段が変わってきます。実績の無い人が突然1点数百万で・・・とはいきませんよね。

企業に頼むか個人クリエイターに頼むかでも違います。
この場合どちらが安いということが無いので、一番ややこしくなる原因だと思います(^_^;)

大量生産ができる会社もあれば、オリジナリティが強く印象的な1点を描くクリエイターもいます。
ゲーム、雑誌など、媒体に特化した所もあるので、金額の前に必要なものを提供できそうなクリエイターを探すほうが失敗少なく得策だと思います。

なにより安さ優先の場合は、フリー素材が一番使いやすいと思います。

スピード

出来上がるまでのスピードも制作側により様々ですが、制作内容に対して納期が早い場合には当然お値段がかかるものです。

中には速さをウリにしているイラストレーターさんもいらっしゃると思います。

制作にかかる道具

イラストレーターの道具色々
イラストを制作するには色んな道具を使います。

パソコンで描くデジタル物でも、絵の具を使うアナログ作品でも、道具には結構な金額がかかっています。

イラストを描くためのソフトにも、ソフトがストレス無く動くパソコンも、一般家庭にある物より高いものです。

アナログの場合は、絵の具にも様々な種類があり高級品も存在します。
絵の具を乗せるキャンバスも画用紙以外に紙や布やパネルなど一般には手に入りづらいものもあります。

印刷して納品する物にしても、とりあえず見た目の良い安いものから、細かい発色まで計算された高級印刷方法も存在しています。

紙と鉛筆でも絵は描けますが、金銭がかかったビジネスに必要なクオリティには能力のほかに道具の費用も含まれている場合があります。

さらに、それらの道具を使いこなす技術もイラストレーターならではの特徴です。

修正

修正は上手い人でもある程度出てくるものですが、度が過ぎると料金上がったり納品まで至らない事にもなります。

修正が少なければ安い・・・とも言えません。『修正が少ない』ということは少ないやりとりで完成まで持っていく能力が高い、凄いイラストレーターとも言えるからです。

修正の回数もそうですが、なんらかの事情で完成に近いところからの全描き直しとなった場合は、修正の範疇を超えてもう1点描くくらいの追加料金となりやすいです。
制作する側としては、せっかく作ったものが使われず、もう一度1からやり直しとなるので結構な心労もかかります。

それを防ぐには、ラフの段階からイメージを詰めたり、関係各所に確認を取るなど、お互いの協力が必要です。

二次使用料など制作後にかかるお金について

ここまでは制作する時の労力にかかるお金でした。働いたら時給をもらえるのと同じものです。

イラストやデザイン等、著作権が付くものには制作後に、作った物をどうするのかによって『使用料』がかかってきます。
これも取引により様々で、制作料金のみで済ませたり、売上の貢献に合わせたロイヤリティーとして支払う場合もあります。

なぜ使用料がかかるのかというと・・・制作した物は使用することによって効果を発揮するからです。
人を集める
例えば、完成したイラストを掲載することで注目され人を集められた。

掲載する期間中に一定の使用料が発生する場合があります。注目してもらえた価値の分だけお金が発生するといった感覚です。
期間が過ぎて掲載されなくなれば、イラストの効果は発揮されません。

販売する
完成したイラストを量産し販売。販売で儲かったお金にはイラストの価値も含まれており、その分を制作側へ支払う。
書籍や漫画の印税と同じような感覚です。

この例が絶対ということではないです。取引によりこういったパターンがイラスト・デザイン業界では通例になっています。

細かく使用料を発生させず、一定の金額で自由に利用できる場合もあります。有料フリー素材はその類です。

たまに業界の方でも「全ての著作権を譲渡できる」と勘違いしている事があります。
私が作りましたよと言える「著作人格権」は法律により譲渡できません。
「公表しない」とする契約も稀にありますが、

著作権の細かい説明は本やインターネットで調べる事ができます。
私はこちらを参考にしています。

なぜ金額が変わるのかポイントを掴んで気持ち良い取引を

やりとりと納品されたものだけでは、見えづらいお金のかかるポイントはいくつもあります。
よくわからないままイラストレーターに任せきりでも本当に合っているのか不安になると思うので、少しでもこれで参考になればと思います。

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