VTuber制作もできるイラストレーター、さらえみ(@saraemiii)です。
オリジナルで本格的なVTuberを作ろうと思ったらお金や知識が必要になりますが、スマホで手軽にVTuberになれるアプリがあります。
当記事では、中でも手軽にはじめやすく定番のアプリを紹介します。
パソコンを使ってVTuberになりたい人はこちら
カスタムキャスト
「カスタムキャスト」では、自分で好きにカスタマイズした3Dキャラクターになれます。
モデル作成~配信までほぼ無料で利用でき、ニコニコチャンネルへの登録で出来ることが増えていきます。
カスタムキャストでVTuberになるには…?
アプリを立ち上げて名前などを入力すると、メインのモデルとメニューボタンが表示されます。
「カスタマイズ」をタップすると、3体分のスロットがあるのでカスタマイズしたい1体を選びます。
すると、体型から髪型・髪色・衣装・アクセサリーなどを好きに選べます。
自分の動きに連動させるには「配信」をタップし、カスタマイズした3体のキャラから1つ選びます。
背景や連動の調整設定を経て、連動する画面になります。
「配信開始」をタップすると、「nicocas」アプリを通じて「ニコニコ動画」へ配信可能になります。
個人では制限内であれば収益を得ることはできます。超えた範囲や法人は公式への問い合わせが必要です。
収益ナシでも気にしないのであれば、様々な配信プラットフォームにも使えるのでかなり自由度は高いです。
Mirrativ「エモモ」
ゲーム配信をメインにしたプラットフォーム「Mirrativ」内にて「エモモ」というアバターを作ることができます。
Mirrativ内という制限はありますが、新たなSNS感覚で楽しめるようになっています。
MirrativでVTuberになるには…?
Mirrativを起動すると、名前や年齢・好みのゲームなどを入力していきます。
進めていくと、エモモのカスタマイズ画面にたどり着きます。
「エモモ」のカスタマイズも顔・髪型・色・服装・アイテムなど多数選べます。
自分だけの「エモモ」が出来たら、配信したり他の人の配信を視聴できたりとMirrativを楽しむ事ができます。
Mirrativ内で「公認」となれば、視聴者からのギフトを通じて収益を得る事ができます。
SHOWROOM V
ライブ配信として有名なSHOWROOMにてVTuberになれるツール「SHOWROOM V」。
多数のユーザーがいるSHOWROOMで配信できる利点はありますが、既にあるモデルからアバターを選ぶのでカスタマイズ性は低いです。
SHOWROOM VでVTuberになるには…?
アプリを起動するとすぐにデフォルトのアバターが出現します。
10種類ほどのアバターから好きなモデルを選びます。
基本10種類からしか選べないのですが、pixivが運営している3Dアバター作成ツール「VRoid」の投稿サイト「VRoid Hub」と連携可能。
ボタンひとつで即ライブ配信できるようになっており、とても手軽なアプリです。
視聴者からギフトやコメントを貰えるSHOWROOMの投げ銭システムにて収益を得る事ができます。
IRIAM
「IRIAM」は、1枚のイラストをVTuber化させるアプリです。
専用イラストを描くためのガイドラインも用意されています。
視聴者からギフトやコメントを通じて貰える「ダイヤ」で収益を得る事ができます。
REALITY
「REALITY」は、自分で好きにカスタマイズした3Dキャラクターになれます。
このアプリ1つでVTuberアバターからライブ配信が可能。
使用ユーザーも多くて活発な雰囲気があります。
視聴者からギフトやコメントを通じて貰える「ポイント」で収益を得る事ができます。
iPhone「ミー文字」
iPhoneの「ミー文字」を使うと、自分でカスタマイズした顔文字テイストのVTuberになれます。
「ミー文字」でVTuberになるには…?
iPhoneで「メッセージアプリ」を開きます。
自分宛てにメッセージを送り、自分だけの枠を作ります。
下のアイコンが並んだ欄に「ミー文字」が出現するので、タップします。
「ミー文字」をカスタマイズ出来る画面が出現し、自分専用のアバターが作れるようになります。
ミー文字のカスタマイズができたら、メッセージ内の「カメラアイコン」をタップ。
自分が映るように前面側カメラに切り替えます。
左にある「☆」マークをタップすると「ミー文字」アイコンが出てくるので、それをタップ。
すると画面上の自分の顔が「ミー文字」に変わります。
ミー文字はメッセンジャーとFaceTimeでしか使えませんが、ここで収録したものを投稿する形で動画配信ができます。
ミー文字はApple製アプリを通して非商用としての使用のみ認められています。
LINE「アバター機能」
LINEにも「アバター機能」で、自分でパーツをカスタマイズしたVTuberになれます。
LINEのアバター機能でVTuberになるには…?
LINEを起動し、カメラアイコンをタップします。
LINE内のカメラを起動すると「アバター」という項目があるのでタップします。
するとアバターのカスタマイズ画面が出現し、自分専用のアバターが使えるようになります。
自分用にカスタマイズしたアバターだけでなく、こんなアバターも多数用意されています。
基本的にLINE内での使用がメインなので、収益が発生する配信使用は認められていません。
無料VTuberアプリのデメリット
無料アプリだと、どうしても以下のようなデメリットがあります。
無料VTuberアプリのデメリット
- 完全オリジナルのアバターにはならない
- 広告などの収益が発生するコンテンツには使えない
- 他人と似た雰囲気のテイストになってしまう
- 配信できるプラットフォームが限られる
完全オリジナルのイラストでVTuberアバターになりたい人はこちらが参考になります。
YouTubeなど巨大プラットフォームで、VTuberとして配信したい場合はやはりパソコンを頼るしかありません。
パソコンを使ったVTuber配信についてはこちらを参考にしてみてください。