自分の絵に合う仕事とは?見込み客を考える

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イラストレーターとして営業していくのに、どういった作品を出してアピールすれば仕事に繋がるのか悩みますよね。

自分のイラストがどんな分野・媒体に合っているのかを考えて営業していくと、仕事を引き寄せやすくなっていきます。

どういった見つけ方があるかまとめてみました。

もくじ

自分のイラストが活躍できる場がわかると得られるメリット

自分のイラストが活躍出来る場がわかると、そこに向けて営業しやすくなり、作品をより良いものに磨きやすくなります。

例えば以下のような効果があります。

サンプルが作りやすくなる

分野や媒体が定まると、自分のイラストをそのデザインに当てはめたサンプル品が作りやすくなります。

本の表紙のようにタイトルなども入れてみる、街中のポスターのようにモックアップを利用してそれらしいイメージを作成してみるのも良さそうです。本当にそうなったようにモチベーションも上がります。

モックアップとは

試作用に実物そっくりに作られた実物大の模型や、デザイン確認する試作品のことを指すのですが、インターネット上にはサンプルを作るための素材としてモックアップ素材というものが存在します。

主にWEBデザイン用が多いですが、イラストレーターにも大いに活用できます。

以下のようなモックアップ素材サイトで、サンプル作りに役立ちそうなデータが沢山あります。
こちらは基本無償配布で、有償の部分もあります。

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クライアントが使用した場面をイメージしやすくなる

自分のイラストが合う分野・媒体のサンプルを出しておくと、クライアントもイラストの使用イメージを思い浮かべやすくなります。

どこにでも使って欲しいと出すよりも印象に残り、依頼するきっかけにもなります。

アピールしたい見込み客に合わせて営業かけやすくなる

自分に合うもしくは取りたい仕事の分野・媒体がわかると、それを扱う企業や担当者へと営業がかけやすくなります。

ストレートに企業へ営業に行くのもアリですし、WEBやSNSなどインターネットを使った活動でも、その企業が欲しい情報を出したり、担当者が見そうなタイミングで投稿したりと、営業宣伝活動に活かすことができます。

自ら提案していくのは結構重要!

独立して個人で仕事をしていて、ただ発注をこなすのではなく、自ら提案してみる事は新たな仕事を呼ぶ結構重要なアクションだと感じています。

依頼内容をそのまま提出するのではなく、ラフ提案時により良いと思うものもあわせて提出してみたり、タイミングを見つけて自分の考えた企画を提案してみたり。

クライアントの主旨を無視した提案やゴリ押しはダメですが、仕事がより良くなる提案は歓迎される事が多く、上手くいけば実際に仕事となるケースもいくつかありました。

最終的にはしっかりした企画書提案になる事もありますが、最初の段階ではそこまで重いものを出さず、文章や下描きベースで軽く伺ってみるくらいが相手も引かずにすむので丁度良いです。

活躍できる場を探すには?

自分のイラストが活躍出来る場を見つけるには以下のような方法があります。

他にも色んな方法はあると思うので、参考程度にご覧ください。

たくさんの本を見る

イラストレーターが活躍する場は、書籍、雑誌、広告と本屋でたくさんの本を眺めるだけでも多く発見できます。

掲載されたい本の奥付を見て営業をかけるイラストレーターもいます。

街中の物を見る

もちろん街中にも溢れています。

ポスター、広告、案内板、冊子、パッケージなど、自分のイラストだったらどこに合うかどこに使われたいか考えながら見てみると、本当に色んなところにイラストが使われている事に気づきます。

ネットで参考になる画像を溜めていく…Pinterestなどがオススメ

インターネットでも、事例や参考になる画像があふれていてとても参考になります。

画像収集に便利なPinterestが収集しやすく、並べて見やすいので、よく利用しています。

Pinterest

インターネット上の画像をボードに集めていつでも眺められる、画像をブックマークする感覚のツールです。

Pinterest
Pinterest Discover recipes, home ideas, style inspiration and other ideas to try.

非公開設定もできるので、私は非公開で資料用にも使っています。30~100枚以上の画像を集めたボードが数十種類ほどになっています。

尊敬するクリエイターさん達の、参考資料のインプット量が本当に半端ない量でしたので、自分の感覚を見直すためにも見習うようにしています。

同業者の実績を見る

同業者が受けている仕事を覗いてみるのもとてもわかりやすいですよね。

自分で本や街で見つけに行く以上に、本当にいろんな種類の仕事があると思い知らされます。

仕事募集サイトを見る

インターネット上や公募雑誌などで、募集されている仕事内容を見てみるのも良い発見になります。

条件が合えば応募挑戦してみるのもアリですが、コンペ形式や少々価格の安い案件など、実際の生活の稼ぎとするには心許ないものが多い印象です。

メインの稼ぎにしようと思わず、腕試し、実績獲得として挑戦するのが良いかなと思います。

自分の現在の状況にあわせて考えてみても

自分のイラストに合う仕事と、理想とする仕事が離れている場合もあります。

あえて理想側にチャレンジするのも良いですし、早く確実に仕事を獲得したい場合にはまず現在のイラストに合う分野や媒体に集中するのもアリだと思います。

さらえみ

私は最初全くコネ無しからスタートしたので、早く仕事を獲得したいと思い、アニメテイストだけど、競争激しいアニメ・ゲーム系ではなく需要がありそうな一般企業と仕事ができたらと動いていきました。

まとめ:自分のイラストが活躍できる場を調べて営業に活かすことで作品の研究にもなる

様々な方法で自分のイラストが活躍できる場を発見できたら、営業にとても活かしやすいですし、さらにやりたい仕事を掴むための作品研究にも繋がります。

自分で仕事を引き寄せたい人は、こういった事も考えてみるのも多くの発見ができるのでオススメです。

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