依頼されるためにWEBに掲載しておきたい情報

イラストレーターの営業用WEBを開設したけど、何を掲載すれば良いのかわからない。作品を並べてアクセス数はあるけど、お問い合わせが無い。

営業用WEBサイトに何を掲載すれば効果的なのかをひとつひとつ紹介してみます。

めちゃめちゃ絵が上手い人、WEB以外でも仕事取れる人はそのままでも良いですが、WEBサイトを使って半自動的に仕事が来る状態にしたい方の参考になると思います。

目次

顔の見えないWEB上で作品を並べているだけでは仕事獲得が難しい

素敵な作品の数々を並べるのはもちろん必須ですが、並べているだけでは趣味で飾ってるだけなのか仕事でやっているのかがわかりません。

とても魅力的な企画をしている、べらぼうに上手い作品である場合には、並べただけでも仕事が来るかもしれません。でも、いきなりそんな企画はできない、悠長に仕事が来るのを待っている状況ではない方が大半だと思います。

まず着実に仕事を獲得するために、作品以外にも「この人になら仕事を頼んでも大丈夫」と信用される事が必要になります。

多くのクライアントは大事な仕事を、順調に任せられるのか、途中で責任放棄しないか、業務の不満を外部へぶち撒けないか…などなど、知っている人ではない所に仕事を依頼するのはかなり心配事が多くハードルが高いものです。

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よく依頼する側から「こんなイラスト仕事を頼める人いない?」と相談されます。インターネットにはこんなにクリエイターが居るのに?と私は思うのですが、やはり「信用できる人に頼みたいけどわからない」とよくお聞きしています。

特に顔の見えないインターネット上では、作品だけでは信用されるための情報が少ないため、安心してご依頼していただくために、それ以外の情報も示す必要があります。

WEBに掲載しておきたい情報とは?クライアント目線で考える

窓口となるメールフォーム

お問い合わせできる窓口は必須です。

メールアドレスでも良いとは思いますが、スパムメールを気にして『「~★~.jp」で★を@に変えてください』とクライアントに一手間かけさせるよりは、普通に載せるかメールフォーム設置しているほうが良いのではと私は思います。

メールフォームは自分ですべて設置するのは大変なので、簡単に設置できるGoogleフォームや、私も使っている見栄えの良いformrunなど、使い勝手の良いメールフォームサービスが沢山あります。

オマケ程度の要素ですが、それなりに見栄えのするフォームを設置しているとプロ感業務感が出ます。これぞデザインによるチカラですよね。

作品を描いた時に考えた事

作品を掲載する際、少しでも良いので制作した時に考えた事も記載してあると親切です。

こういう想いで制作した、こういう考えでこの配置にしたなど、描く側は当たり前にしていても描かない人からしたら目からウロコな情報が詰まっています。

想いに共感したり、ここまで考えて描いてくださるならと、依頼に繋がる事もあります。

それ以外の情報として…

制作時の使用ソフト…描かない人からすると違いが分からないです。企画・制作会社を狙うなら記載しても良いかもしれません。

制作期間…仕事を依頼する目安になるので記載しても良いと思います。

仕事の実績

少しでも仕事の実績は掲載したほうが良いです。

仕事を受けたことがあるのと無いのとでは結構印象が違ってきます。依頼する側は仕事経験のある方に安心して発注できると思います。

問題にならないよう掲載OKの実績を掲載しましょう。

実績公開可能の仕事について

最近はSNSなどを見ると実績公開できるようになってきたと思います。

実績公開NGになりやすい仕事は…

企業が間に何件も挟んでいる案件…1、2社程度挟むくらいならOK出やすいですが、あまりにも多い3社以上になると確認を取るのが大変で断られるケースがあります。…というか、あまりに企業が間に挟む案件はこれ以外にも問題が出やすいと思います(汗)

大体の仕事は実績公開しても良いか相談するとOKが貰えます。

依頼を受ける前に訪ねておくのがベストですが、イラストは1、2社挟んで来る依頼もあるため大元のクライアントに聞いてみないと分からない、制作後でないと許可できないケースもあります。

著作人格権として著作者が公開する権利はあるのでそれを主張するのはもちろんアリですが、公開タイミングなどクライアント側にも事情があることを考えて動いたほうが良いと私は思っています。

やりたい仕事のサンプル

やりたい仕事があるなら、それを想定したサンプルを掲載してみるのも効果的です。

装画なら書籍になったような帯も付けたイメージ、ポスターなら実際に掲載されたようなデザインも施した画像にするなど、クライアントがイメージしやすくなります。

自分のイラストをそういったデザインに当てはめてみると、足りない部分を発見できたり作品づくりにも良い影響が出るはずです。

経歴・プロフィール

転職する際に履歴書を見るように、経歴も信用を得るのにあったほうが良い情報です。

勤めていた先まで示す必要は無いですが、何をして生きてきたのか、どうして独立したのかがあると、今の活動にとても説得力があります。

私は、忙しいクライアントさんのために簡略版、じっくり知りたい方のために長文版を用意しています。

漫画やイラストにすると興味を持って見ていただきやすいです。

興味を持ってくださったクライアントは長文でも読んでくれる

私達がネットで買い物する際にも「どんなお店か」「頼んでも大丈夫か」じっくり情報を見ると思います。

クライアント側も同様で、とても興味を持ってくださった方は長文でもじっくり見てくださいます。

文章だけだと飽きそうなので、イラストレーターなら間にイラストも掲載しておきたいですね。

どんな想いでイラスト業をやっているのか

何のためにどんな想いでイラスト業をやっているのかは、クリエイターさんによって様々です。

これをアピールすることで相性の良い仕事、クライアントに出会う確立が高まります。

自分の強み

↑の「どんな想いでイラスト業をやっているのか」も強みのひとつとなりますが、それ以外にも様々な強みがあるはずです。

依頼検討中の心配を減らすためにも、自分の強みを把握して営業に活かしてみる価値はあります。

運営しているSNS

SNSを貼っておくと、WEBの更新が頻繁でなくてもSNS投稿見て活動中なのがわかりますし、1万以上などフォロワーの多い方は依頼側は宣伝効果も期待してくるはずです。

SNSで人となりを見られる事もありますので、素を出すのは良いですが、明らかにおかしい発言は避けたほうが良いのではと思います。

依頼した際の流れ・作業工程

仕事依頼の相手がイラストについて詳しくない場合、どのような工程でどういう確認ができるのか全くわかりません。

イラストに詳しくない一般の方やかけ離れた企業とも仕事を想定される場合には、流れや工程も表示しているととても親切です。

料金表

料金表は賛否わかれるところです。

発注側からしたら料金表あるほうが問い合わせ前に検討しやすいですし、詳しく表記せずに問い合わせ後の交渉できっちり見積もりするほうが確実という考え方もあります。

イラストは商品の性質上、一定料金を定めるのが難しいため、どちらの手法を選ぶかはクリエイターの方針次第となります。

専門のジャンルの場合はあると安心できる情報も

ジャンル特化したイラストレーターさんは、そのジャンルに関する事、なぜそのジャンルに特化したのかなどの情報があると、より説得力が増します。

ポートフォリオファイルなどWEB以外に掲載しても

信用を得るために開示しておきたいこれらの情報は、WEBだけでなくポートフォリオや営業用冊子にも応用できます。

紙媒体にはすべて掲載するのは難しいので、どれをアピールしておきたいか優先順をつけて掲載するものを絞るのをオススメします。

顔の見えないWEBでは信用していただくための情報開示が必要

対面で話をするのとは違い、インターネット上では元々相互フォローでコミュニケーションがある状態ではない限り、どんな人かを感じるのは難しいです。

ましてやイラストを依頼しようとする方は、はじめましての方ばかり。忙しくすべてを把握するのは無理な方もいらっしゃいます。

仕事になるせっかくのチャンスを確実に掴むためにも、WEBで営業していくには、どんな人かが分かる情報開示が必要になってくるのです。

顔出しナシ、本名ナシでも仕事獲得はできます

顔出しはしたほうが信頼感があって仕事が取りやすいと言われていますが、イラストレーターはネット上でなくても顔出ししていない人が大半です。

顔も本名も出さなくても、信用されるよう作品づくりと営業活動をしっかりやれば仕事獲得はできます。

まとめ:クライアント目線で知りたい情報を掲載しておく

仕事を獲得できるWEBサイトにするには、これらのクライアントが知りたいだろうと予測できる情報を掲載しておくことをオススメします。

それぞれ仕事の方向性によっては掲載する必要の無い項目もあると思うので、

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インターネット上の初対面で信用されるにはこれだけの情報や努力が必要になりますが、逆に言えば、しっかり情報発信してきちんと仕事をして信用される存在になれば、新規に頼むハードルを考えると離れる事の無い常連クライアントさんとなっていただける可能性も高いです。

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