台風被害の2日間停電から学んだこと

停電に弱いイラストレーターさらえみです。

2018年夏は日本全国様々な災害に見舞われました。

私の住む南大阪では台風被害が酷く屋根や家の1部が飛ばされ街のあちこちで長い間ビニールシートが張ってありました。地域では何本も電柱がなぎ倒されていて、比較的軽い私の家でも2日間停電になりました。

私は神戸の実家にて阪神大震災の経験もありますが、その時でもライフラインが切れる被害からは免れていました。

今回はじめての長期停電で普段の生活ではあまり気づかなかった事がありました。

もくじ

やはりバッテリー大事

停電になるともちろんTV、インターネット、充電、諸々ができません。

頼れる充電はモバイルバッテリー1本だけ。

唯一の情報源はスマホ。停電がいつまで続くかわからないので、できるだけスマホ使わず充電も最小限で使うようにしていました。

3日以上続いていたら・・・どこかの機関で充電しに行くとも思いますが、バッテリー1本は無くなってしまいます。

2本常時使い回しておいてもオーバーではないなと思いました。

もちろん仕事はできない

パソコンもインターネットも出来ないので、会社務めでないフリーランスは瀕死です。充電僅かの中で頻繁にメールもしてられません。

今回は詰まったスケジュールでもなかったので大丈夫でした。

災害時はどうしようもないですが、リスクヘッジのためにも緊急時以外はスケジュール詰めすぎない仕事の仕方がベストだなと再認識しました。

冷蔵庫は1日程度で見切りをつける

一番悩んだのが冷蔵庫。

昼頃停電し夜まで続いた停電に、もちろん冷蔵庫も機能していません。2日後にはたくさんあった氷も全滅していました。

食料をどう消費するか考えつつ、扉開けるのは最小限にして、生鮮食品は氷で包んで、夜と朝にできるだけ食べました。

「冷気を逃さないためになるべく開けずに置いたほうが良い」と聞いてましたが、2日も停電続くと生鮮食品がダメになってしまうのでそうも言ってられませんでした。お腹空かせて食べずに腐らせるとか辛すぎるので(汗)

オール電化じゃなかったのでガスが使えた

被害にあったのが停電だけでガスは使えたので、暗闇の中、温かいごはんはどうにか作ることができました。

業者の人には申し訳ないけど、オール電化だったら詰んでたなぁと思いました。

ガスがあっても風呂は沸かせない

火が使えるなら風呂も大丈夫!と思っていたのですが、給湯器は電気使うんですよね。

まだ夏場だったのでプール感覚で水シャワーにしました。

ガスあるのにもどかしかったですが、これは対策しようが無いですね・・・

2日間でもかなり暇になる

インターネットやスマホやTV好きな現代っ子なので、電気無くなるとものすごく暇になります。

気を紛らわせるためにもマンガがたくさんあって良かったです。たった2日間なのにやることがなくなりONEPIECEを再読しはじめていました。

よく聴く備えにプラスして対策したいですね

食料品や避難用具には気をつけていたものの、家でのライフラインの停止は初めてでした。
特にガスまわりは普段の生活からは気づかなかった事なので、あまり対策しようが無いですが、せめてIH化は見送っておこうと思いました。

家より他の地域のほうが被害大きくて、身内まわりへ避難しようにもあまり外には出れませんでしたし、同じく南大阪に住んでる友人は
1週間程停電が続いていました。

普段の何事もない生活に感謝しつつ、緊急時の備えは今後もちゃんとしていこうと身に沁みた経験でした。

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