フリーランスイラストレーターを3年以上続けて分かった大事な事

2015年からフリーランスをしているイラストレーターさらえみです。

先日フリーランス3年を振り返ってお伝えするイベントに登壇させていただきました。振り返ってみると様々なことに気付かされた濃厚な3年だったと思います。

そこで、これまでフリーランスをやってきて発見した事をまとめてみました。

ブログのチカラを実感

私は主にブログを介してWEBから仕事を獲得しています。

ブログをやっていて良かった事は以下の通り。

  1. 初対面の方にも自分のいろんな面を知ってもらえる
  2. 24時間自分を紹介している状態
  3. 仕事獲得に繋がる
  4. 優良な取引先と巡り会える
  5. 企業等と直接取引できる機会が増える
  6. 場所やジャンル関係無く知り合いが増える
  7. 過去の事例や記事を使って説明しやすい
  8. 予想外の仕事の話も来る
  9. WEBに少し強くなれる
  10. ひとつの自信になる
  11. ライティング能力がアップ
  12. WEBもライティングも他のコンテンツにも対応できるチカラになった
  13. イベントや実績のお知らせがしやすい

仕事獲得や影響が出るまで本当に根気が必要な反面、返ってくる恩恵も大きいです。
大変さも実感しているので集中して相当量を更新しているブロガーさんを尊敬しています。

間を挟まない直接取引の心強さ

フリーランスになる前に副業でイラスト業を経験していて、そこではよく聞くイラストレーター業の不遇な経験をしています。安く買い叩かれたり、納品物を改造されたり、金額支払いの滞りなどなど・・・

こういったイラストレーターのよく聞く悩みは、直接取引で随分解消されました。

私も何度も経験して「やっぱり・・・」といつも思うのですが、イラスト業は間に何社も入ってる場合が珍しくなく、その分確認がモタついたり出せる予算が少なくなったり管理不行き届きになりがちです。

直接取引できると双方の想いが伝わりやすいため、各条件の相談がとてもスムーズになります。これは本当に有り難いですし今後もクライアント様の問題を解消できるような仕事をしようとモチベーションが下がる事もありません。

クライアント様が何を求めているのか引き出す事が大事

何故イラストレーターの仕事には何社も間が入りやすいのか・・・

ほとんどのイラストレーターさんが描く事に集中したい欲が強くてクライアントはイラスト業には詳しく無いという溝が深いのです。このため通訳のような間に入る機関が必要になります。

直接取引の際にはこのあたりを解消できるコミュニケーション能力が必要です。

私もたまに間が入るケースもありますし、強力なマネジメント会社も存在しているので、間に機関が入る事は悪いことではありません。ですが、私が描く時間を多少割いてでも直接取引を大事にしているのは金銭だけでなく、想いを直接知り必要な提案がしやすくなる事と、経験重ねる事でコミュニケーション能力も磨けるとも感じているためです。

基本メールでのやり取りだから顔が見えないためコミュニケーション能力が必要なのも確かなのですが、取引先様とリアルで打ち合わせする際にも多少モタついたとしてもちゃんと話せる能力は信頼していただくためにもとても大事だと最近特に思います。

広告収入はリスクヘッジの1つ

ブログに詳しい人が当ブログを見たら一目瞭然なのですが、広告収入も少し得ています。

メインの収入とはいきませんが、WEB運営や書籍代などちょっとした支えになっています。

ブログの記事もクリエイトのひとつとして収入を得るのも悪い事では無いと思っています。
もちろんメインはクライアントワークとしていますが、個人事業である以上潰れるわけにはいかないので広告収入は少しのリスクヘッジになればという位置づけでいます。

収入源を複数持つ事

収入源が一つというのは、そこが切れると潰れてしまうので、事業主には大変リスクが高いです。

前述した広告収入もその一つですが少ない額なのでメインの収入源とは言えません。

リピートの高いクライアント様も単発のクライアント様も複数いらっしゃいます。

WEB営業がメインですが、リアルで紹介いただいたり、たまたまお会いした方に仕事内容を話す機会も多くなりました。講演でお世話になった学校関係者様も繋がりが広がりやすいです。

こういったオンラインオフライン関わらず、仕事に良い繋がりを複数保つ事は回り回って収入にも繋がるので大事なことです。

最近は会社員でもこういう考えが広まってきていますね。

ルールに囚われず自分の中でモヤっとしたことは解消していく

私が最近実行したのは広告収入を得るポイントを絞りました。

別にどこに付けても規約内であれば自由なので気にしなくて良いのでしょうけど、仕事実績と私が大好きな作品を紹介する記事で広告収入得る事にはモヤモヤしていたので関連記事には外すようにしました。

それ以外にも先輩陣やWEBや本から多くの情報を得られる時代なので、どれが正解なのだろう・・・と迷う事が凄く多くなりました。

先輩陣やWEBや本は同じテーマでもそれぞれ違う事を言っているケースは多々あります。人によって成功体験は違うので当然です。

多くの情報の中から試してみるなり考えてみて「自分にはこれが正解」を見つけ出していく必要があります。

考えることを辞めない

「なんか違うな」と感じたら一旦止まって見直すようにしています。

なんとなく人付き合いや人のためと思ってやってきた事でも、続けていくうちに違和感が出てくる事が何度かありました。その時の私のステージに合わない、考え方がアップデートされてやりたいことと合致しなくなった等が原因だったと思います。

フリーランスは時間が経てばお給料を貰えるわけではないので、時間をどこに投資していくのかがかなり重要です。

仕事でも当然違和感のあるものはそのまま進めたりせず、原因を考えて対処するようにしています。

個人で仕事を得て活動を続けていくには、経営者と思って自分で考えていく能力が必要です。

たくさんの目を持つ

直接取引の案件に関わってる事もあって、イラストレーター目線、デザイナー目線以外に、クライアント様の話がわかる点と、最終的に使うのは一般の方である点から、一般の目線も凄く大事だと思うようになりました。

会社員時代からエンドユーザーの視点を考える機会はありましたが、会社にデザイン職以外の人に見てもらえば済みました。

仕事として一般の方、エンドユーザー目線を考えて提供する事も大事なのですが、普段の情報収集としてクリエイター系の技術情報だけでなく、経営能力が培える情報と世の中の動きを知る一般的な知見を広げていくのも常に忘れないようにしたいです。

気がつくと知り合いはクリエイターだらけ、情報もクリエイターの常識だらけになりやすいです。染まりきらずに居る事で、よりユーザーが必要としている物を生み出すクリエイターになれると考えています。

世の中の仕組みがわかってくる

フリーランスになってより強く思うのは「世の中の無料だと思ってるものでもお金が発生している」という事です。

TV放送しているアニメもそうですし、オマケとして付いてくるものにも人件費や制作費が絡んでいます。

上手く仕組みを回すことでこういった物事が成り立っているのはちょっと考えれば当然なのですが、仕事として会社員以上に「一般の方に提供していく側」に付いたことで如実に体感するようになりました。

事業としてやりたいことがある時にどういう仕組みでいこうかと考えられるようになってきて、クライアント様への提案力にも繋がってきています。

次はオリジナリティが見えるコンテンツ作りを

今後ますます技術だけでは生きていけないと感じています。

AIなどで進化していく便利なツールによって、素人でも一定のクオリティを出せる時代が来ています。それでなくてもイラストレーターは多いです。

その中で私を選んでいただくために必要なモノは創作するチカラだと思います。創作の部分はどんなに真似ようともボロが出るもので、決して真似できる部分ではありません。

イラストや映像、WEBのスキルを磨きつつも、次のステージはオリジナルコンテンツで創作力を見てもらう事に取り組んでいきます。

▼参考にこちらもどうぞ

イラストレーターさらえみ は
キャラクター/イラスト/アニメーション関連の仕事を承っております

▽依頼に関する詳細を見る▽
▼ご依頼ご相談をする▼
アニメーター経験のアレコレをマンガで読める