イラストレーターとして独立したい人はまずどうしたらいい?

イラストレーターとして独立したいと考えている人の状況は様々。しかしどう動いたら良いかイメージしにくい人もいるのではないでしょうか。

状況別に独立に向けてまず本当の最初にどうしたら良いか、私の経験から考えをまとめてみました。

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私は1~2年は生活できるくらいの貯金して退職してから営業をかけていきました。

「個人的にこうしたら良いのでは?」をまとめましたが、人や状況によって千差万別ですので、参考として見ていただければ嬉しいです。

もくじ

準備が無ければ即仕事が来る事は稀

前職から継続して仕事をいただける、副業で知名度が上がっているなどの場合は、独立後もすぐ仕事がありますが、そういう状況ではない場合、独立して即仕事が来る事はほぼ無いです。

相手がイラストを使いたいタイミングがありすぐに発注とはいかず、営業をかけても依頼が来るのは数ヶ月~1年後というのがザラにあります。

なので、完全に独立する前から徐々に個人の仕事を貰うか、できるだけ早く広く知ってもらう工夫をする必要があります。

状況別、最初のおすすめの一歩

絵が描けない人は最低限でも描けるようになれればチャンスアリ

絵が得意でない人も最低限他人が見てわかる程度まで描けるようになれれば仕事になる可能性はあります。

イラスト仕事の種類は、広告・雑誌&冊子カット・新聞・素材・漫画・エッセイ・WEB・メインビジュアル・ポスターなどなど多くあります。

イラストのテイストも様々です。

最低限でも画力があれば、自分の作品に合う媒体で活躍できます。失礼の無いよう個人で仕事をする際の流れや備えをする必要はあります。

有名書籍の表紙になりたい!など、目標とするジャンル・媒体を目指す場合には、最低限の画力では難しく、目標にあった相応の画力や努力が必要です。

学生さんは今のうちから仕事取るのをオススメ

学校に入って授業受けていればクリエイターになれる…!というものではありません。なれたとしても続けるには、自分で考え行動するチカラが試される場面の連続です。

小さい仕事でも早いうちから取っていったほうが、経験として大きな学びになります。

そのまま独立への流れを作るのも良いですし、仕事で作った作品と経験を持って就職活動に活かすこともできるはずです。

稼いだ時の確定申告などハードルはありますが、いずれ超えないといけないものなので、早いうちから多くを経験しておいて良いと思います。

学生相手になんでも仕事があるかというと、会社によっては任せるのが難しいものもあります(学生じゃなくてもそうですが…)望んだ仕事が掴めない場合は、今の自分に何が足りないのか考え、一歩ずつレベルアップできそうな仕事から狙うのがベストです。

視野を広げる社会経験と本物を作る事で多くの発見ができる

社会のルールや感覚を掴むために、独立前にまずは社会経験を…とも思います。

社会経験が無いと自分の仕事の範囲しか見えず配慮できない狭い視界になったり、コミュニケーションの必要性を見落としてしまったり、意外な落とし穴にハマることもあります。

学生のうちから仕事するのも社会経験の一部と思えば良いですし、本物を作る意気込みを持つ者がプロへの近道を握っています。授業で出た課題作品しかない人よりも、現場に近い作品も作った人のほうが、目に止まりますしやる気があるようにも見えます。

何より本物を目指して作る経験は、商品レベル、技術、速さ、お金を得る難しさなど、授業だけでは得られない発見が沢山できるはずです。

学生でも名刺やポートフォリオサイトは持っていて損ナシ

学生だからと遠慮せず、自分の作品と世界観を表したデザインの名刺を持つのをオススメします。

プロの集まる名刺交換がある場で「学生で名刺持ってなくて」という方に何人もお会いしています。

名刺で、名前を知ることも後からSNSや作品を見ることなく終わってしまうのは結構なチャンスを逃しているはず。

個人情報は全部書かなくても大丈夫なので、名前や作品とメアドくらいがわかる名刺で充分です。持っていて損はありません。

ブラック会社勤めの人はまずホワイト転職してから

ブラック企業勤めは、心身共に弱っている状態です。

そんな中イラストを仕上げていくのはとてもハードですし、独立への準備はかなり無理があります。

疲れた脳で「コンペを当ててプロで一攫千金…!」なんて夢見てしまいますが、冷静に考えたら心身共に弱ってる状態でチカラを発揮したイラストでは受賞も難しいでしょうし、一攫千金なんていうラッキーは落ちていません。

それよりも独立に向けた時間とお金を稼ぐために、健康な心身を取り戻さなければなりません。そのためにはブラックと思う会社から転職するのがオススメです。

会社はそうそうブラックからホワイトに突然変わる事はありえないですし、イチ個人のチカラでは変わりません。

もう転職は当たり前の時代ですし、条件を広げれば意外と転職先も見つかります。

ブラック業務で疲れている人はとりあえず転職サイトを眺めてみるだけでも少し希望が湧いてきます。斡旋してくれるエージェントに駆け込んでみても多くの会社情報が見れます。勤め先以外にも多くの会社があることを調べてみてみましょう。

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実際に身内が気晴らしに転職サイト眺めて「ここなら入れそうかも」とまともな会社に転職できました。

私も独立前に、転職を考えた時に斡旋エージェントへ駆け込むとものすごい量の転職先候補データを貰えました。

今の会社しか居場所が無いということは無いので、もっと多くの外の会社を見てみるのはオススメです。

独立する前から無理に根性を出して体を壊しては元も子もありません。まずは挑戦のできるベストな環境を整えていくのが先決です。

働いている方は、副業か、貯金。リスクヘッジ立てて挑戦を

働いていて心身共にそれなりに健康な人は、副業としてイラスト業をはじめて稼げるようになったら切り替えるか、数年分生きていける貯金をしてから挑戦していく方法になると思います。

終身雇用が当たり前ではなくなり、副業解禁している会社も多くなっています。販路も増え昔より副業からはじめやすく、生活を心配することなく挑戦しやすいはずです。

私のように貯金をして切り替える場合、数年分は蓄えて最悪失敗した場合にはどうするかも考えます。この場合は副業から進めるよりリスクはありますが毎日フルタイムで独立イラスト業に注げる利点もあります。

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私はダメだったら長距離通勤続けるかイラスト関係無い仕事に就くしかないなと思っていました。それがめっちゃ嫌だったので頑張れたところもありますね(汗)

仕事やサンプルを作ろうにも、明日の生活も心配な状況だと作品にも悪い影響が出てしまいます。

ある程度リスクを取るのも大事ですが、独立を確実なものにするためにも闇雲にならずリスクヘッジしておくのも重要です。

勤めていた会社から仕事をもらって独立するケースも

元々制作会社やデザイン会社などイラスト業務のある会社勤めの方は、会社から仕事を貰って独立する場合もあります。

信頼できる上司に独立相談すると協力してくれる事もあります。

突然仕事ゼロにならない安心感がありますし、やりたい内容だったらとても良いチャンスにもなりますよね。

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私も退職して独立する旨伝えたら、個人で良いので引き続き仕事しないかと誘われました。私の場合はやりたい仕事では無かったのでお断りしました。

自分の金銭状況と時間をどこにかけるか、実績公開して次に繋げられるかどうかを考え判断していきました。

子育て中など普段の時間が無い人は少しずつ発信して武器を作ろう

今すぐ動けない状況の人は、大きな仕事が来ても時間的に上手く制作できませんし、営業も活発にとはいかないと思います。

そういう方は1年後など動けるようになる近い将来を見据えて、仕事獲得に繋がる発信を、できる範囲で蓄積していくのをオススメします。

  • 実際に使われたように見えるサンプル制作(書籍の表紙っぽくデザインするとか)
  • SNSを育てておく
  • ブログ記事を書き溜めてWEBを成長させておく

などなど、何もかも手をつけるのではなく、自分の状況や得意に合わせたものをコツコツやっておくと、いざ独立する際に何も無いより動きやすくなるはずです。

名刺とサンプルを作ってイラストレーターと名乗ってしまう

私も最初やってしまっていましたが、全然絵が描ける人なのに「イラストレーターを目指している」「駆け出しなので」と言う人がいます。

本当に準備中ならそれでも良いですが…仕事が欲しい人はイラストレーターとして名乗ったほうが良いです。

何か頼む際に、相手が駆け出しや見習いだと任せにくいですよね。

独立は初めてだけど絵の受注経験や仕事経験があるならプロとして名乗って全然問題無いです。

チャンスを逃さないためにも名刺やサンプルを作ってプロとして動いていきましょう。

道具は確実に効果のあるものをそろえる

長時間作業になりがちなクリエイターは、事務所や高額な机よりも、滑らかに描けるツール(PCやタブレットや描画ソフトなど)腰を痛めない椅子など確実に仕事に効果のある道具を揃えたほうが良いです。

処理能力の低いPCとソフトで期限内に提出できない、腰を痛めて絵を描く事ができない、となるとせっかく独立しても仕事どころではありません。

どうせお金をかけるなら最初のうちから仕事に一番大事なところを補強して、早く良い仕事を掴めれば元も取れます。

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私は最初から全て揃えたワケではありませんが、今となっては会社員時代の会社のPC環境よりも断然良い環境になっています。

稼げるようになってきたら生産性UPする物をそろえていく

仕事掴めるようになって稼げるようになったら、贅沢はせず、より良いパフォーマンス力を出せるように、生産性UPに繋がる物に投資していきます。

人それぞれ仕事のスタイルによると思いますが、例えばこんな感じ。

  • 高性能ノートPC導入して外出先出張先でも仕事できる環境づくり
  • クラウドを有料プランにしてどこでも重いデータを扱える状況に
  • シンプルにしたり好きな物を置いたり一番チカラを発揮できるデスク環境
  • 家事を時短できる家電(洗濯乾燥機、ルンバ、ホットクックなど)を導入し、余計な時間とストレスを解消

仕事に直結するものはもちろん、常にモチベーション高く仕事をするためにも、家事などストレスとなっている部分の軽減にお金をかけても良いと思っています。

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私は不得意な部分は得意な人やサービスに頼って良いという考えです。

料理中心に家事が苦手なのでどんどん短縮して、仕事や趣味に時間を使いたいです。サラダを定期宅配してくれるだけでもかなり楽になりましたよ~

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仕事が来た時のシミュレーションをして備える

実際に仕事が来て慌てる前に、シミュレーションしておくと何が必要なのか気づいて備えられます。

  • 見積もりの際に迷わないように料金設定する
  • 契約書が必要になった時のためにテンプレートや相談機関を探す
  • 依頼検討中の方にすぐ渡せるサンプルPDFを作る
  • 請求書のテンプレート
  • 確定申告ソフト

などなど、イレギュラーな事もあるので、完璧に用意しなくても「こういう時に使えるサービスあったな」と思い出せる程度に探したり準備しておくと、慌てず対処しやすくなります。

まとめ:安定した作品提供のためにも少しでも安心して描ける環境づくりを

独立目指す人にオススメの動き方を紹介してみました。

私の知る限りにはなってしまいますが、心身共にダメージを受ける状況では、的確は判断力も良い物を作るチカラを発揮することも難しくなってきます。

お金が無い、仕事を取らなきゃ、と焦らず、今の自分には何が足りないのかと確実に考えて動けるように、環境を整えるのが最初の準備だと思います。

準備が出来たら仕事を呼び込む活動に出よう

仕事を呼び込む活動…営業方法は千差万別。
まずは自分にあった営業方法に出会えると仕事が取りやすくなります。

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