片手デバイスを活用しているイラストレーター、さらえみ(@saraemiii)です。
デジタルイラスト制作で、素早く完成させるためにはショートカットは必須です。
しかし、キーボードでショートカットを使うには……
- 片手だけでは届かないショートカットが使えない
- 手首が痛くなる
- 肩コリの原因
- 入力ミスが起こりやすい
といったデメリットも多いです。
そんな時に活躍するのが「片手デバイス」
現在は片手デバイスも多種多様なものが発売されています。
そこで当記事では、私が実際に試してきた片手デバイスの感想をまとめてみました。
さらえみ実際に複数試したからこその比較感想を記載しています！
執筆者のスペック
- Windowsユーザー
- デスクトップPC＋ノートPC
- iPadもたまに使用しています
- 片手デバイス数種類の試用経験アリ
- イラストもショートアニメも制作
- ブログ執筆もします
ちなみに……私が実際に大活用している片手デバイスはこちら
対応ソフトを選ばない、手触りでショートカットの種類がわかる、現在最強のデバイスです！
ポチップ
＼Bluetoothの無い旧型ならすぐ手に入ります／
ポチップ
比較表
| TABMATE | Orbital2 | TourBox Elite | 8bitdo | |
|---|---|---|---|---|
| スタイル | 握って使う | 置き型 | 置き型 | 握って使う |
| ボタン数 | 13個 | ９個(+スティック8方向) | 14個(+18種) | 12個 |
| ダイアル数 | 1ダイアル | 1ダイアル(×8種) | 3ダイアル(×4種) | ダイアル無し |
| モード切り替え | 4種 | いくらでも | ソフトウェア毎 | – |
| 接続方法 | Bluetooth | USB | USB typeＣ/Bluetooth | Bluetooth |
| 対応OS | Win/Mac/Android | Win/Mac | Win/Mac | Win/Mac/Android/iPad/Nintendo Switch |
| iPad対応 | × | × | × | △ |
| 発表した年 | 2018年 | 2019年 | 2022年 | – |
| 開発国 | 日本 | 日本 | アメリカ | 香港 |
それぞれの特徴
クリスタ専用だけど機能はお値段以上！「TABMATE」
CLIP STUDIO PAINT専用のデバイス。
- 無線なので手首を下ろして使えて肩が楽になる
- 軽くて手が小さくても掴みやすい
- コードレスでBluetooth対応
- 同じ設定にしておけばメインPCでもノートPCでも同じ感覚で描ける
上記メリットが私にあっていたので、長期間TABMATEを使用していました。
- CLIP STUDIO PAINT以外には使えない
- iPadには対応していない
- たまに「取り消し」が連続入力になってしまう💦
- ペアリングがスムーズにいかない時もある
といったデメリットもあります。
公式ストアからTABMATEを購入するほうが安く手に入ります！
TABMATEについて詳しいレビューを見る
シンプルでスタイリッシュだけど、とても多機能！「Orbital2」
ソフトを問わず映像制作にも使えるとの評判もあって試してみました。
LED光ってしかも光の色指定もできちゃって見た目や操作感のカッコよさは抜群です。
- ほとんどソフトを問わず使える
- 上下左右に倒して使うジョイスティックの使用感が心地良い
- 各ボタンをカスタマイズできる動作の種類がめちゃくちゃ多い
- シンプルでスタイリッシュなデザイン
- 有線なので入力が途切れる事は無い
- 左利きでも使える
有線なのは接続が途切れないメリットでもあります。
さらえみBluetoothだと時々途切れやすい場合もありますからね。
以上がメリットなのですが、デメリット部分が私には合わないかもと感じました。
- どこかに置かないと使えない
- 高さがあるので小さい手では掴みにくい
- フラットリングのボタン形状が○△だけなので、どのボタンか判別できない
- ソフト毎にモード切り替えが必要
スティックがある分高さがあります。
疲れないように掴む感じになるのですが、そうなると押しにくいボタンが出てくる感じです。
ポチップ
Orbital2について詳しいレビューを見る
個性的な形で直感で操作しやすい「TourBox Elite」
個性的なボタンが並ぶTourBox Elite。
こちらは多くのクリエイターの間でも評判で、私は気になってたところ発売前にレビュー案件いただいて試す事ができました👏
- ほとんどソフトを問わず使える
- 個性豊かなボタンのおかげで迷子にならない
- 2種ボタン＋ダイアルの組み合わせで見た目以上の動作を登録できる
- ソフト判別して自動的にモードが切り替わる
ボタン多くてためらいがちですが、この複雑な形が逆に使いやすかったです！
もちろんデメリットもありますが、個人的にはそこまで気にならなかったです。
- どこかに置かないと使えない
- マウス程度だけど多少の高さはある
- 1度に全ボタンは指が届かない
ポチップ
予約せず、すぐ手に入るBluetoothの無い旧型版はこちら。
ポチップ
TourBox Eliteについて詳しいレビューを見る
安くてコンパクトで利用者も多い「8bitdo」
片手デバイスとしても使えるとSNSでたまに噂にあがる海外製のコントローラー。
- Bluetooth対応ならiPadでもどれでも繋げられる
- 小さくて片手で握りやすい
- とても安い
というメリットが注目されていますが…
- 設定できるショートカット数少ない
- Bluetoothがとても途切れやすい
- 設定が消えた時が何度かあった
といったデメリットが許容できずお蔵入りにしました。
さらえみ元々ゲームコントローラーですしね。
私は結構前に購入したので今は違う仕様かもしれませんが、個人的にはあんまりオススメしません。
使えたらラッキー！くらいで検討すると良いです。
ポチップ
また試す機会があれば追記していきます
他にも片手デバイスはありますし、今後もアップデートされた機種が出ると思うので、また機会があれば試してみたいと思います。
