プロフィールマンガ2本目・アニメーター編です。
社会人として、いろいろ支払うのは当然なんですが・・・当時の収入を思うとよく払って生きてきたなと思います。

同志がたくさん居て感激した専門学校時代
上記マンガには描いてませんが、専門学校に行った時は同志が沢山居て、『漫画やアニメ好きなままでいていいんだ!!!』と衝撃を受けました。
中学~高校ではアニメ好きな私はひっそり過ごすしかありませんでしたので。
専門学校では、アニメの基礎知識とデッサンの授業などを学びました。
ゲームセンターのバイトで貯金しながら通っていました。
アニメーター時代はタフにならざるをえない!
アニメーター時代は、普通では味わえないいろんなことがありました。
手が汚れるので割り箸でスナック菓子つつきながら、朝しめきりの作画を夜通しでやったのが印象に残っています。
鋭い刃物のように厳しい先輩からお褒め頂いた時は、単純にすごく嬉しかったです。
メカはからっきしダメでしたが、よく動く小動物やセクシー系が得意でした。
基礎知識学んだつもりだった専門学校よりも、実際働いてから学ぶことのほうがたくさんあって「専門学校で習ったことって1/10くらいじゃない・・・?」って思っていました。
『アニメ作るのって今はパソコンなんでしょー?』と聞いてくる人が本当に多いです。
違います!
パソコンで作業するのは、線画取り込んで色を塗る仕上げさんや美麗な背景を描く背景さん。
もしくは3DやエフェクトをCG制作する人たちです。
絵コンテ、動画、原画と、主に『アニメーター』と呼ばれる作画マンは、今も紙と鉛筆で明日のアニメのために何百枚も描き続けているのです。
TVアニメ30分1本で作画は3000枚以上だったかな?
私も1カットで100枚以上描いたこともありました。
噂通りお給料は本当に少ない
完全歩合制で、数をこなさねば稼げない世界。
詳しい金額は言えませんが、昇給勤務時間諸々考えてもバイトなどで普通に働いたほうが絶対マシです。
あと、当時、保険年金についてもあまり分かっていませんでした。こんなに払うものあるの!?とビビったものです。
人間が生きるのに結構お金がかかることや平均的なお給料額は、後にデザイナーとして正社員を経験してから理解しました。
つづきはこちらへ
