元アニメーターのイラストレーター、さらえみ(@saraemiii)です。
風になびく髪は雰囲気を出しやすい反面、慣れていないとどう描いたら良いかこんがらがると思います。
今回は髪をなびかせる基本をまとめてみました。
TVアニメなどのキャラはもっと複雑にアレンジされています。
基本を抑えておくとアニメ見る視点も変わっておもしろくなると思います。
ゆったりなびかせるには枚数が多くなります
今回のなびきアニメには10枚の絵を使用しています。
毛束だけなびかせた例でコツを掴む
ちょっと気持ち悪い図ですが……毛の1束だけなびかせてみました。
これは13枚描いていて、細かい予備動作も付いています。
考え方としては、このように風の塊が動いた影響で髪などがなびくイメージです。
スローにするとこんな感じ。
毛束のおさまり終わりに髪のなびきより3枚足しています。
今回の原画は5枚
1~5の原画の間に速さに合わせて間の枚数を入れています。
1~3の前半は風に持ち上げられてゆっくりめですが、3~4の風が抜けるとそのままスッと落ちるようになっています。
その後、4~1へおさまる時に細かく揺れる表現をさせています。
他の動作のクオリティアップにも使える
髪の長いキャラなら、いろんな動作をするたびに髪の毛が揺れます。
見た目や制作の都合上、省くケースも多いですが、アニメのクオリティアップを図りたい時に、このなびきを入れるとリアリティが増します。
ぜひいろんな髪型で試してみて
今回はわかりやすい髪型で作画しています。
いろんな髪型で描いてみるとおもしろいと思いますので、ぜひ試してみてください!
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動くときっと楽しいと思いますんで、いろんなキャラをアニメーションにしてみてくださいー!
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