背丈以上のガラス棚が推しフィギュアで常に埋まってしまう、さらえみ(@saraemiii)です。
大切なフィギュアコレクション、地震などで倒れないよう綺麗に丁寧に飾りたいですよね。
台座がしっかりしたものが多いとはいえ、揺れや自立に強いフィギュアはなかなかありません。
そこで役に立つのが美術館でも使われている「ミュージアムジェル」です。
固定できて何度も使えるこのジェルを、数年フィギュアに使ってきたので、良いところ、悪いところをまとめてみました。
推しフィギュアはもう手に入らない限定生産モノも多いですから、大事にしたいですよね…!
美術館でも使用されているフィギュア転倒防止ジェル
「ミュージアムジェル」は透明で硬めのスライムのような接着ジェルです。
量も形も調節してフィギュアや飾りたい物を簡単に固定できます。
ひと瓶で30cm程度のフィギュアなら50体は余裕で付けられそうな量だと思います。
海外からの輸入品です。
販売店によって価格に差はありますが、だいたい3000円前後で買えます。
Amazonだと袋に直接ジェルが入って届くケースもあるそうなので…
私が購入したルートは既に在庫切れ。
ひょっとしたらAmazon以外で購入するほうが良いかもしれません。
ミュージアムジェルのメリット
- 簡単に固定できる
- 好きな形に変形して付けられる
- 剥がせるのもキレイに簡単
- 透明なので目立たない
- (余程の状態でなければ)フィギュアが傷まない汚れない
- 貼り直しも簡単
ジェルは、触ると粘土のように変形し、放置すると液状のように一体化します。
フィギュアからはみ出ないようにジェルを付ければ良いのですが、台座にジェルを付ける場合は接地面が端にしかなく、はみ出る場合もあります。
つける際には粘土状ですが、固定されると液状のような見た目になります。
よく見ると液状の感じは出てますが、ガラス棚なら下から見ても目立たず、フィギュアの造形美をじっくり楽しめます。
ミュージアムジェルのデメリット
- 木製など「液体の影響が出る素材」はシミになる場合も
- 接地面が「足先だけ」など小さすぎると固定できない
- 熱や暑さに弱い
- 水平でないと垂れることがある
- 何度も使いまわしはできない
- ゴミや汚れがジェルに付きやすい
- 何年も長期間放置すると粘着保持が難しくなってくる
液体の影響が出る素材は試しながら使う
木製の棚や、古い歴史的なフィギュアは、ジェルを使うとシミになる場合があります。
試しもって使うのが良いですが長時間使用でシミになっていく事もあるので、オススメできません。
接地面が小さいと固定できません
足のつま先だけとか、接地面がかなり小さいとなるとさすがにゆるくて固定できません。
男性フィギュアの左右の足の底全面であれば固定できます。
女性フィギュアや支えてる上半身が重めだと「ジェルで付けたのにいつの間にか倒れてる…」ということがありました。
垂れてくる
粘土状から液状になって固定されるため、少しでも傾斜のある棚や暑すぎる環境ではじっくりと垂れてきます。
ガラス棚のひとつが微妙に斜めになっていて、奥にドロッと垂れてしまったことがあります💦
垂れてる方向にフィギュアが移動してたりもしました。
ゴミや汚れが付きやすく何度も再利用はむずかしい
ジェルの特性上、小さいゴミやインクなどの汚れを吸収しやすいです。
触ったりつけたりして吸収した汚れで粘着力が落ち、何度も同じジェルでくっつける事は難しいです。
接着保持の有効期限は約2年…数年毎にメンテはいるかも
環境によって変わりますが、接着保持の有効期限は2年が目安となっていますので、数年毎に付け替えるなどメンテナンスはいるかもしれません。
私のフィギュアでは、長くは4年ほど室内のガラス棚にくっつけたままのもありますが特に変化や影響は無さそうです。
大事なフィギュアを飾るなら必須のアイテム
デメリットでお伝えしたようなチェックする点はありつつも、傷つけず透明で本来の状態のまま飾れるのはいつでも良い状態でフィギュアを飾っておきたい私達にはかなり大きいメリットです。
地震の多い日本なので、耐震対策としても活用しておきたいアイテムです。
私が飾ってきた期間では、最大震度4には耐えられています~
Amazonだと袋に直接ジェルが入って届くケースもあるそうなので…
私が購入したルートは既に在庫切れ。
ひょっとしたらAmazon以外で購入するほうが良いかもしれません。
フィギュア棚そのものにも耐震対策を!
フィギュアを固定できても置いてある棚が動くと耐震対策にはなりません。
私のフィギュア棚は自分よりも大きいので、パソコンや冷蔵庫固定用のストッパー↓を利用しています。
壁にくっつけるので壁紙等には影響ありそう…どちらを取るかですよね!