アニメーターから転職するには?転職しやすいクリエイティブ業界を紹介

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アニメーターからCGデザイナーになり現在はイラストレーターをやっている、さらえみ(@saraemiii)です。

アニメーターになってはみたものの、思っていたのと違っていたり、想像以上の過酷さに辞めてしまう人は大勢います。

さらえみ

正直普通の会社員とは全然違う本当に大変な環境なので、辞める人が多くて当然です💦

私も一緒にアニメーターになった同期は、1年以内で半分くらいに減りました。

せっかく専門学校に通って画力を磨いてなったのですから、クリエイティブ職を諦めたくない人も多いと思います。

そんな人にアニメーターから他のクリエイティブ職への転職について参考になる話をしていきます。

もくじ

アニメ技術が歓迎される業界とは?

  • ゲーム開発会社
  • 遊技機開発会社
  • CM制作会社

代表的なのがこのあたりです。

アニメーションの技術は独特で、こういった他業界では珍しがられることもあります。

アニメーション素材はアニメ会社に発注して、その素材を映像として作り上げる会社がほとんど。

そのため、自社でアニメーションを作る技術が不足している会社もあります。

こういった業界に転職すると、自社でもキャラを動かしたい、自然な動きを作りたい、映像を動かすタイミングを合わせたい……といった時にアニメーターの能力が買われます。

こういった業界は、クリエイター系の転職サービスで見つけやすいです。

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さらえみ

随分前にはなりますが、実際に私も転職サービスでアニメーターからCGデザイナーに転職しました。

単純に選択肢が拡がるので、アニメーター辞める前に複数登録して候補をいくつか見つけるのがおすすめです。

他のアニメ会社への転職は……難易度高め

長くアニメーターをやっていて、知り合いのアニメ会社に入る……というケースは多いです。

さらえみ

私も転職する度にアニメ制作会社を経営する先輩から誘っていただいてました。

他にも、画力の高い人が下請けで続けてお世話になった有名会社へ移るというケースも多いです。

ですが、それ以外に数年アニメーターした人がコネ無しで他のアニメ会社に入るのは難しいです。

どこも環境は似たりよったりですし、学校卒業したての新人を入れる枠のほうが多く早めに辞めた人を入れる中途採用枠はほぼありません。

デジタル技術があれば、より転職しやすい

私がアニメーターから映像系のCGデザイナーに転職出来た大きな理由がデジタル技術です。

そこの会社がアニメの技術を欲しがっていたことに加え、私はすでに趣味でAdobe PhotoshopやAdobe Illustratorを使った事があり、デジタル制作での基本操作をわざわざ教えなくても良い点も採用に繋がっています。

最近はアニメーターさんでもPCを使う事もありますので、私が転職した当時よりも扱える方は多そうです。

もしクリエイティブ業界への社員として転職を目指すなら、以下のいずれかの技術もあると有利です。

  • デジタルで絵が描けるか
  • Adobe Illustratorで絵が描けるか
  • Adobe After Effectsを扱えるか

Adobe IllustratorAdobe After Effectsは、需要が高い割に使えるクリエイターが少ないので重宝されやすいです。

私はできませんが、3D系モーションデザイン系も特殊な技術なので重宝されやすいです。

さらえみ

若いアニメーターで経験できるのは稀ですが、他にも、絵コンテや演出の経験があると映像系に潜り込みやすいです。

このような技術は、基本操作ならネットや本でも学べます。

仕事をしながら学ぶのは大変ですが、新しい技術で作品を作るのも楽しいのでぐんぐん進んでいけます。

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鉛筆で描けるだけでは他クリエイティブ業への転職は難しい

アニメーターは現在でも鉛筆で描くことが多いと思います。

キャラクターや空間や動きを描くことに長けていて、他業界ではほとんど見ない唯一無二の技術です。

それゆえに、その技術だけでは他のクリエイティブ業には携わりにくい一面もあります。

さらえみ

特にWebデザイナーDTPデザイナーは、映像系よりもまた別の技術が必要でアニメーターからは遠めの業界になります。

転職するならやっぱり若い方が良い

30代以降でデジタル経験ナシでクリエイティブ系会社員目指すのはかなりハードルが高いです。

世の中人材不足とは言うものの、先述の通りアニメーターは特殊すぎる技術。

ゲームや遊技機といった別業種では知識や経験など覚えることも積み重ねることも沢山あります。

若いうちに入って学んでいくのが主流です。

30代以降になるとゼロから映像制作を覚えるのも大変で、会社側も教えるのがなかなか難しくなってしまいます。

さらえみ

今ならYouTubeで動画編集を重ねてクリエイティブ業へというルートもありそうですね。

その場合、動画編集の経験を積む間の生活基盤が必要になり、バイトや副業可の仕事と掛け持ちになりそうです。

発信して個人の影響力をつけるのも手

個人で稼ぐことも珍しくない現在なら、アニメーターのうちにSNSなどで影響力を付けて転職やキャリアアップに繋げることもできそうです。

これもとても大変な道のりですが、商売に強い一生モノの知恵が身につきます。

さらえみ

影響力つけるのはフリーランスと同じような活動になり、付け狙うコンサルやセミナー詐欺も多いので気をつけてください。

アニメーター経験者は、一般の方からするととても珍しくアニメーターを目指す後輩のためにもなるので、発信するかいはあると思います。

他クリエイティブ職でも過酷な生活なのか?

私の経験と友人知人の話を聞く限り、アニメーターより過酷な仕事環境の会社はありません。

会社員として働いていたCGデザイナー時代も残業や休日出勤はありましたが、アニメーターと違って必ず帰れる、休みも週1日は取れる、給料は少なくても生活できる程度は貰える……という環境で、長く働く事ができました。

その会社も今ではさらに労働環境が改善されています。

ただ人間関係や仕事内容が合わないケースもありますし、アニメーターより環境が良いといってもブラック企業もまだまだ存在しています。

もし体や心が壊れそうなくらいの職場だったら、すぐに次の職を探しましょう。

特に最近は年々少なくなっている人材獲得のために会社環境を整える企業も多いです。

とりあえず転職サービスに登録して様子見してみても

アニメーターの過酷な生活をしながら転職を決めるのは大変です。

とりあえず転職サービスで候補になる職業が無いか情報収集をしておくだけでも気持ちが楽になります。

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私も一度利用したことがありますが、もし見つからない場合は転職エージェントに駆け込むと、押し付けることもなく山のように候補の情報を得られますよ。

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