フリーランスイラストレーターの営業サイトに載せたら効果があったもの

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フリーランスになってからずっとインターネットで仕事をいただいている、イラストレーターさらえみです。

仕事用WEBサイトにどういう情報載せたら良いかな?と常に考えています。
基本的には「クライアント様が安心して仕事を任せたいと思える」情報を載せているつもりです。

その時に参考にしてきたものをズラッとお伝えします。

もくじ

はじめはLPの構成テンプレートを参考にしていました

知り合いのWEBクリエイターさんから教えてもらいイベント開催告知用サイトにも反映しています。

イラスト描いてばかりだったら気づかなかったと思います。

LPとは・・・
商品やサービスを売るために作られた一枚の長いWEBページの事です。

あのなんか凄い偉い人が出した商材販売しているページとか、通販サイトでギラギラと「なんとかNo.1!」とかながーく書いてあるページもそうです(えっ)

最初聞いた時、これらのイメージがすんごい強かったのですが、よくよく知ってみるとそういう所に悪用されてるってだけで、手法そのものは「お客様が知りたい事」が詰まっています。

怪しい物はこういった手段使っていても冷静に考えたら分かるものです。世の中そういう悪用されててイメージ悪くなってる物が多いんですね・・・

検索したらゴロゴロ出てくる情報です。
色んなパターンがありますが、大体はこのような構成になります。

メインビジュアル+何を売ってるのかわかるキャッチコピー

商品、サービスを使うと得られる効果やメリット

商品、サービスの説明

お客様の声

購入、お問い合わせボタン

個人的にここを気をつけたほうが良いと思う点を挙げていきます。

メインビジュアル+キャッチコピー

イラストレーターだとメインビジュアルは誰でも掲載していると思います。

WEBのタイトルロゴやキャッチコピーは初見で「仕事ができる人」と感じるよう、しっかりしたものを用意したほうが良いです。

WEBページ開いて「仕事が趣味かわからない」と思われてしまうと、すぐに他のサイトへ旅立たれてしまいます。

何を売っているのかを明確に載せるのも重要です。

イラストレーターは趣味でされてる方も非常に多いです。そう思われないためにも、適当なフォントだけ載せたりしないよう気をつけています。


タイトルロゴには、私は覚えてもらうために(おそらく)絶対変更しないアイコンを付けています。

SNSや他サイトでも共通で使うようにしています(それどころか顔出しNG用のパネルにもしている・・・汗)
ちなみに各種書類にも付けるようにしています。

キャッチコピーは、「自分が仕事をする上で大事にしているポイント」をまとめると付けやすいんじゃないかなーと思います。

コピーのプロではないので、お金出してプロに任せちゃうのもアリですが、人に頼むにしても「自分が仕事をする上で大事にしているポイント」は自分で見つけておいたほうが良いです。これがあると仕事の差別化にも繋がります。

商品、サービスの得られる効果やメリット

私はデザインやイラストに詳しくない方がクライアントになる場合もあるので、効果やメリットなどの説明は重要だと思っています。

イラストなどのクリエイティブ商品は何の効果があるでしょうか。

わかりやすい、目立たせる、場を和ませる、かわいく見せるなどなど、その人によって出せる効果は様々だと思います。

実際に仕事をしてクライアントからの感想や公開後のユーザーの反応にもこのあたりのヒントが掴めます。

私の場合は、若者向け、清潔感、フレッシュさなどが挙がります。

商品、サービスの説明

何を売っているのか、どんなところに使えるのかなど説明方法は色々あります。

よく別業者から有り難いと言われているのは制作工程の流れです。
こういうもの↓

依頼した後、何をするのか、どれくらいの期間かかるのかなど、イラスト発注に慣れていない人には不安だらけなのでそれを解消します。

イラスト依頼に慣れている業界と仕事をするなら、ある程度でも構わないのかもしれません。

お客様の声

私達もインターネットで買い物する時、既に買った人のレビューあると参考にしますよね。

レビューは納品後にクライアント様にお願いすると快くいただけました。

購入、お問い合わせボタン

お問い合わせボタンは、いつでもすぐに見つけられる位置に、わかりやすく大きめに設置しています。

今は経験値もアップして様々な要素を取り入れたWEBサイトになっていますが、営業用WEBサイトを作ったばかりの最初の頃はほぼこの構成で掲載していました。

私は自分の事も知っていただいた上で仕事いただけると嬉しいなぁとも思っていますので、こういった情報を掲載するようにしています。

それ以外に工夫し続けている箇所

一番見やすい位置にプッシュしたい実績を置く

忙しい人はわざわざ実績ページを見に行きません。トップページ見て一瞬で判断されます。なので、トップページの目立つところに実績を置くようにしています。
ここが更新滞るとちょっぴりカッコ悪いので良いプレッシャーにもなります。

実績ページは作品だけではなく解説もする

どういうところにこだわって作ったのか、どういう効果がある作品なのか、できるだけ解説するようにしています。

プロフィールは知らない人でもわかるように詳細に伝える

WEBサイト見に来る方は私の事を何も知らない人です。
何も知らない人に仕事任せられないですよね。これまでの経歴やフリーランスなってからやってきた事、仕事のポリシーなどを記載しています。

イラストレーターに限らず個人で良い商品を売っているサイトも参考になりました

この構成は凄く参考になるしそのまま使ってみていたけれど、どうにも自分で胡散臭さを感じてしまう・・・と思ってました。

実際仕事は来ていたので私の気にしすぎだった可能性も大きいです。

そこで、個人でWEB営業に成功されている方々を参考にしました。
イラストレーターに絞らなければ、結構たくさんあります。

人によって「このサイトが良いな」と思うものは違うと思うので割愛しちゃいますが、個人経営されている美容師さん、お手製の一点物を売っているアーティストさんが印象的でした。

プロ感を出すならやっぱり企業が運営しているサイトが参考になります

お客様に届ける情報はこれらを参考にしていますが、私は企業からお仕事をいただきたいのでプロ感も重要だと思っています。

企業と対等にお仕事をするなら、企業と同じような説得力が必要です。
それは制作する作品も当然ですし情報の届け方や見せ方にも現れます。

企業のコーポレートサイトも参考になりますが、画像が少ないためクリエイターとしてここまで参考にするのもな~と思うので、普通に企業が商品売るために作ったサイトで充分と思います。

一般のお客様向けに作られたサイトよりも、専門的な会社や人に売るサービスや商品用のサイトが参考になります。

私達で言うとペイントソフトやタブレットが近いかも。

掲載されている情報はプロ向けなのでそこを参考にしすぎると「デザインやイラストに詳しくない方向け」にはなりません。文字の置き方などのデザインを参考にしています。

WEBデザイナーじゃないので完璧にはいかないですが、多少要素を汲むようにしています。

WEBサイトに載せる情報のために考える事がいくつかあります

ここまで読んで気づいた人もいると思います。

依頼してもらうためには、信用してもらい不安をなくすために、作品以外の情報も重要なのですが、その情報を載せるには自分の仕事の事を考えなければいけません。

・一般の方か、企業か、他業種なのか・・・どんな人と仕事をするのか

・自分が仕事をする上で大事にしていること

・他の同業者とは違うところ

・リアルで会いたいのか、ネットで完結させたいのか

など。
誰と仕事をしたいかによって必要とされる情報は違うでしょうし、他との違いをアピールしないと、似た作風の方と値段だけで決められてしまう恐れがあります。

WEBやインターネットでの営業に限らず、リアルでお会いする直営業でもこれらを考えておいたほうが良いのでは・・・と思います。

仕事しながら新たに気づく事も多いので、その度更新するようにしています。

店舗を構えるような、飲食店とかだとこれ以上に考えることはあるはず。クリエイターでも個人で仕事をするならこれらを考える必要はあると思います。

もちろん掲載する作品も大事

説明などの言葉をならべても作品と繋がっていなければ意味がありません。

作品をただ並べるだけではなく、一番良いのは、ポスター風、誌面風などの、商品に近いサンプルを作っておくと、発注検討している人がイメージしやすくなります。

私は更新したりブログ書くのも好きなので、ある程度で作品もアップデートしていかなければ~!と焦ることがあります・・・

焦っても良い作品はできないので、こればかりはひとつひとつ楽しみながら作っていくしかないですね。

プラス・・・インターネットだけで仕事を獲得したいならブログかSNSが必須

WEBサイトは、店頭看板や窓口に近いポジションです。

店構えても、ただ待ってるだけではお客さんは来ません。
チラシを撒いたりCMを打ったり、ここにお店があるとお客さんに知らせる必要があります。

インターネットでは多くのお客さんに知らせるため、ブログやSNSでの発信が必要になります。

私の場合は今の所SNSよりブログメインにしています。
私はブログのほうが記事をいつでも見れるようストックできたり強みが多いと思っていますが、今はTwitterやInstagramなどSNSでも、育てていくと十分仕事取れるほど強くなるはずなので、どちらでもやりやすい方で良いのかもと思います。

より多くの人に見てもらうために・・・ブログ発信で重要なポイント

より多くの人に見てもらう手段として、ブログでアクセス増やすには何をしたら良いかを記載しておきます。

誰かの悩みの役に立つ内容を書く

検索したりSNSで見つけて辿り着くWEBサイトって、何か得になる情報や悩みを解決してくれる情報を載せているはずです。

誰かに見てもらうには、得になる情報を出す事が必要になります。

私は始めにアニメーションの作り方を書きました。

いきなりクライアント向けは難しいので、最初はクリエイター初心者向けの情報がオススメです。

ブロガーさん達が既に築いてきた手段なので飽和状態へと向かっています。慣れてきたら自分の個性が出る情報発信を意識すると、飽和状態の中でも唯一無二のブログになるはずです。

特にイラストレーターさんは絵柄で個性が発揮されるので今からでも発信を積み重ねれば充分切り抜けられるのではと思います。じゃないと私も危ないですね。

ある程度の文章量を出す

今のところ検索エンジンに反映されるには、文章量がある程度必要になります。画像があっても文章が少ないとスカスカの記事と認識されてしまうのです。

文章量はブロガーさんによって諸説あるようですが、3000文字~かなと言う認識でいます。

noteにも文字数カウンターがありますね。この記事では7000文字を超えそうです。

システム的には文章量も必要ですが、結局人に見てもらうものなので、わかりやすさを重視して解説用画像やイメージ画像を入れるのも、個人的には大事だと思います。

タイトルを工夫する

検索される時のワードを予想して入れると効果的です。検索に強くなるだけでなく「困ったなぁ」と情報欲しがってる人が見つけやすくなります。

見つけやすいタイトルだとSNSでも目立ちやすいと思います。

作品が良くても見られなければ依頼が来ないように、記事が良くてもタイトルが伝わりにくいと見てもらえません。

ワードを気にしすぎて日本語のおかしいタイトルになってしまう人もいますので、無理はせず伝わりやすさを重視することが大切です。

SNSでシェアをする

検索から見てもらうには反映されるまで3ヶ月~半年近くはかかります。
少しでも多くの人に見てもらうために、まずはSNSで人に見てもらい反応を伺うのが手っ取り早いです。

改善点が見つかるかもしれませんし、良い記事ならシェアしてもらえます。

バズを狙おうとすると本来の主旨から外れる可能性も高いと思います。無理はせず、まずは近い人の役に立つ事を心がけてコツコツやっていきましょう。

なるべく早く取り掛かる

先述したように、検索に反映されるまで3ヶ月~半年近くはかかります。

なので、ブログ発信してWEB営業を狙いたい人には、なるべく早く取り掛かるよう勧めています。

フリーランスなってから・・・でも良いですが(私がこのパターン)、フリーランスなる前の会社員やりながらブログを少しずつでも築いていくほうが良いです。

というか、私がこれらの情報を先に知っていたら、絶対会社員時代から取り掛かっています。

せっかく良い作品があってそれを仕事をしたいなら届ける所まで考える

クリエイターとして仕事ができるだけの凄い能力があるのに「仕事来ないんです」と言ってる方は、ひょっとしたら届ける所が欠けているのかもしれません。

私もそういう人見かけるたび「凄いのになんでだよ~!?」と思うので、少しでもそういう人の参考になればと思います。

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