フリーランスもう4年生なイラストレーターさらえみです。
4年生ですがまだまだ自分への課題は山積みです。
仕事に対する考え方やブログの活用など私も参考にしているイラストレーター高田ゲンキさんの「世界一やさしいフリーランスの教科書1年生」をオススメします。
読んでみて「私がフリーランスになる時に欲しかった・・・!」と本当に思いました!
これ一冊でかなりの情報が詰まっていますので、これからフリーランス・独立を考えている人に必ず読んでもらいたい本です。
高田ゲンキさんについて
フリーランスの入門書、書きました! 今回は漫画書籍ではなく、文章中心の実用書です(描きおろし漫画も10話収録)。
発売は7月6日(土)。現在、Amazonにて予約受付中! どうぞよろしくお願いします!
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— 高田ゲンキ/『フリーランスの教科書 1年生』発売中 (@Genki119) June 26, 2019
イラストとマンガで凄く活躍されている、ドイツのベルリン在住の大先輩イラストレーターです。
フリーランス歴15年以上の知識やノウハウをブログやSNS、マンガで発信されています。
私はフリーランスになった初期に、ゲンキさんのブログやマンガを読んで、以前発売された「フリーランスで行こう!」やその元であるブログマンガの「ライフハックで行こう!」ではイラストレーターとして活躍されるまでの日々が描かれていて、とても共感したり私も頑張ろうと思いながら読んでいました。
公式オフ会に参加させていただき、運営したイベントでちょっと無茶なお願いに快くご協力いただいた事もありました。
フリーランスイラストレーターならマンガやイラストを一度は見たことあるのでは・・・?
▼公式ブログはこちら▼
全部詰まってる!フリーランスはじめた頃に欲しかった一冊
「世界一やさしいフリーランスの教科書1年生」では、以下のような内容が詰まっています。
- フリーランスになるために必要なこと
- フリーランスのメリット・デメリット
- スキルの身につけ方や手続き含めた準備
- 色んなパターンの営業方法
- 仕事の進め方
- 契約書や確定申告について
- トラブルの解決策
- 他の凄腕フリーランスさんのインタビュー
フリーランスになるための全要素入ってます・・・!
全要素伝えたくてもなかなかまとめるの難しいんですよね・・・
フリーランスの重いハードルとなる、確定申告や著作権、損害賠償の事も書いてあって、契約書のサンプルまである親切さ・・・!
アドバイス・イラスト・ブログに長けてる高田ゲンキさんならではのわかりやすさで、「フリーランスになりたいけどスキルが不安・・・」な人にもタイトル通りやさしく、勿論マンガも沢山掲載されているので非常に読みやすい本になっています。
特に私がとても共感したポイント
フリーランスなるにあたって必要な事が全部書いてあるので全部オススメなんですが、中でも私が読みながらすごく頷いたポイントを紹介してみます。
誰もが「フリーランスになれるスキル」を持っておくべき時代
これ私も本当に思っていて、フリーランス・個人事業主としてお金や営業方法や考え方を学べば学ぶほど「これ職業関係無くみんな知ってた方が良いんじゃない・・・?」と感じています。
永久就職が叶わない時代に突入しているので、そのリスクヘッジとして副業や週末起業を経験するのも勿論ですが、それだけじゃなくて、社長・経営者の考えを一部でも汲み取れたり、資料作りや対人対応など、自分で判断できるチカラが身につくため、会社での仕事にも活かせる事が多いです。
フリーランスになるのは大変でもあるので気軽にオススメするわけではないですが、他にも様々な面で自分の成長に繋がるので個人で仕事をする経験を持つのはとても良いと思っています。
「なぜフリーランスになりたいのか」、もう一度考えてみよう
実はこれが結構大事で、これがブレてくると「フリーランスになったのになんでこんなにしんどいんだろう・・・」と変に辛くなるのでは?と思います。
ちゃんと自分に適した理想のフリーランス像を追いかけていければ、どんなに大変で面倒な作業でも闇落ちすることなく前向きに取り組めます。
フリーランスになった理由は、状況や性格によって人それぞれ違うはずなので、この本の「志望職種を決めよう」という章で見直せます。
イラストレーターひとつとっても本当に色んなスタイルがあります。フリーランスの方に会うたびに気付かされます。
私も何かにつけて自分の理想を振り返るようにしています。
自分に足りない能力を身につけよう
スキル習得の考え方も記載されていました。
学校や今流行ってるサロンに通うのはひとつの手段ではありますが、結局は習って吸収する側の意識次第で効果は変わってきます。
学校通ったから自動的にイラストレーターになれる・・・ということは無いです。
独学でフリーランスイラストレーターになった方もたくさんいます。
私は吸収するためにしてきた事や、教える側として人に会ってきた経験からも、この本に記載されているように学校や資格が全てではないと思いました。
能力が足りないままフリーランスになっても、どこかでそれが必要になる時が来ます。その時にこの本読み直してみるのも良さそうです。
「教えて先輩」コーナー
フリーランス歴の長い先輩方のインタビューが掲載されています。
このコーナー、フリーランス1年生じゃなくても参考になります。
ゲンキさんの以外にも多くの先輩方の意見が見れて贅沢なコーナーだ!と思いました(笑)
- イラストレーター
- ライター
- グラフィックデザイナー
- WEBデザイナー
- プログラマー
といったいろんなクリエイターさんの話が読めるので、とても読み応えがあります!
フリーランス数年経過した私に刺さった事
私は割となりゆきでフリーランスになったパターンなのもあって、今でも学ぶ事が多いんですが、今の私に一番刺さったのは、作品サンプルを用意するにあたって時間がかかっても、自分の実力以上のを作り続けようという部分でした。
これまでの会社員クリエイターとしてスキルが伸びた時は、やたら時間かかって難しいものを制作出来た時なので、当然ではあるのですが・・・
仕事をしていると締切があるので、短時間で出来る限り良いクオリティへ仕上げる事に意識が向いてしまいますし、SNS見てると早くたくさん投稿できるように描かなきゃいけないと変に焦ってしまいます。
最初のうちは自分の出来る範囲で商売を・・・と仕事獲得に臨んでいましたが、最近は自分をアップデートしないと先が思いやられるなぁと気づき、早く描く事かじっくり描いてみても良いものかと考えていました。
ゲンキさんの言葉もそうですが、最近「時間かけて描いても良い」という先輩方の言葉に惹かれていたので、迷うというよりはきっと背中押して欲しかったんだなーとも思いました。
仕事しながらだとどうしても目の前に追われてしまいがちなので、仕事を整理しながらチカラを伸ばしていきます。
フリーランスになりたい!と思う人はぜひ読んでみて!
私もフリーランス4年生になって人にフリーランスの働き方について聞かれる事もあります。
私がフリーランスなった頃よりフリーランスの人が増えて、その情報もあふれてはいるものの、その中からフリーランス初心者に必要なものはどれかを探すのはとても大変な気がします。
「フリーランスになりたいんですけど何からしたら良いか・・・」と悩んでいる人は、まずこの本を読んでみると良いですよー!
随分前ですが、高田ゲンキさんのオフ会に参加しました!